中学時代の友人と京都に遊びに行きました。
遠くから誰かが遊びに来たとき、電車で一時間ちょっとで京都という最強のコンテンツがあるので、「どこ行こうかな」と悩むことがないのが関西のいいところです。
京都でバスに乗るのが高校物理くらいに苦手なので、京都駅からタクシーで目的地へ。
建仁寺→祇園周辺ぶらぶら→京阪で伏見稲荷というシンプルなプラン。
流石京都ってとこでしょうか。夥しい数のタクシーが出待ちしてます。
バス弱者の観光客としては素直に嬉しいです。
建仁寺まで1000円ちょっとでした。複数人ならバスより断然こっちですね。
どでかい龍を見ることのできると噂のこのお寺。
名前は知ってましたが、今まで特別行きたい、と思ったこともありませんでした。
入っていきなり超メジャーな国宝。君らここに住んでたのね・・・。
流石にこれは複製で、本物は京都国立博物館に寄託してあるらしいです。
誰かがふいに躓いて、乳首に穴でも穿ってしまったら大事ですからね。
お寺さんというと写真撮影NGが多い中、ここ建仁寺ではほとんど写真OKです。
現代の美術家の作品なんかも多く展示してますし、懐の深いというか、結構オープンなお寺なんですね。
京都最古の禅寺の余裕ってヤツでしょうか。
こんな感じで渋めの襖絵もありますが、
こういうモダンな襖絵もいくつかあり、見ていて飽きません。
襖絵の龍の内の一体。
かなり豪快に鼻毛が出ていますが、実に堂々とした表情です。
僕も他人の目を一切気にしない生き方をしてみたいものです。
個人的な今回の目玉、天井の双龍図。
めちゃくちゃかっこよかったです。
古い絵なのかとばかり思っていましたが、建仁寺の建立800年を記念して、2002年に描かれたものなんだそうです。
意外と新しい。
古いものがありがたがれる現象は、寺社仏閣なんかでは殊更のように思われますが、これだけのものを見せられてしまうと、古い=偉いという限りではないんだなと痛感させられます。
写真が下手で大きさがイマイチ伝わりませんが、ホントにめちゃくちゃでかい絵です。
畳108枚分。大迫力。
桐の葉ような鱗が渋くてイカしてます。
500円ぽっちでこんなに見事なものが見られるわけですから、ありがたい話です。
境内を散策してたら何やら気になる路地がありました。
奥には読んで字のごとく道場があったんですが、流石に拝観お断りでした。
バガボンドのせいで寺の道場=槍術のイメージしか湧きません。
ソエエエエエエエエッ。
写真が多くなりすぎるので祇園については別記事にします。
ありがとうございました。