就活中に一番感じることの多かった矛盾

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リク〇ートの陰謀がー、とか、日本の就活はここがおかしい!とかそういう大それた話じゃなので気軽に読んでいってください。

 

就活をやっていると、インターン、就活本、説明会、社員懇談会、内定者懇談会、模擬面接等々あらゆる場面で必ず聞くセリフがあります。

 

最早聞きすぎて耳にタコが繁殖しまくり、己の耳がモロッコ並みのタコの名産地になるのではないかと思うほど。

 

そのセリフ、というか決まり文句が「話をするときはまず結論から述べる」ということ。

 

例えば「長所は何ですか?」という質問に対して

 

「私は学生時代、ボランティア活動をしていました。その中で感じたことは、助け合うことの重要性であり……」

 

ってな感じで結論を後回しにして話されると、面接官としては「コイツは結局何が言いたいんや?」と話が見えなくなってしまいます。

 

そこでまず結論から述べて、話の展開を分かりやすくする、っていうのはプレゼンとか面接での基本中の基本とされてますね。

 

「私の長所は忍耐力です。その理由は、学生時代のボランティアの経験で感じました。具体的に言うと……」

 

という感じで言わないといけないんですね。

 

そんで就活中のある日、某企業の模擬面接(笑)に出席したときの話です。

 

社員交えて座談会(質問会)→模擬面接という流れでした。

 

座談会中に出た質問が「面接中一番気を付けなければいけないのは何ですか?」というもの。

 

それに対して人事(面接官)が「結論から述べて分かりやすく話すことです!」と。

 

方程式みたいな流れです。

 

そして座談会終わって、いざ模擬面接。

 

面接官からのありがたいフィードバック。

 

「冒頭のところなんだけどもうちょっと簡潔に話してくれると良かったかな~」

 

「君の方から何か質問はある?」

 

はいはい逆質問逆質問。

 

「御社の営業部が法人・リテールと別れてたものが統一されたと聞いたんですがどういう意図があっての統合だったのですか?」って聞きました。

 

そしたらそれに対しての人事の答え。

 

「うーんそうだねまず我々の営業部っていうのが以前は〇〇と××と△△という感じで別れてたんだけれども顧客対応してると例えばリテールとして営業にいくと取引先から法人営業の領域のことで相談受けることも多いんだよねそこで「あっでは法人担当の者に引き継ぎますね」って時間をかけてしまうのは会社としてどうなんだってことでワンストップで対応できるようにしなければいけないというのをずっと考えていてそれからベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラ・・・・・・・・・そういうわけで統合したんだよね!

 

 

結 論 フ ァ ー ス ト と は こ れ 如 何 に

 

 

 

という訳で就活中に感じた矛盾は、「企業側が学生に求めている基本事項を満たせていない」ということです、って話でした。

 

御社スタイルで結論を最後に持ってくる終り方で〆てみました。

 

しょうもない話を最後まで読んでくれてありがとうございました。