靴の手入れについて

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メンテの方法とかじゃなくて、精神論的な話です。買うものは買ったし(買いすぎ)、今後は金銭管理のために新しいものは買わず、今あるものを大事にしていこう、という方針を立てました。

 

大事にする→手入れする→靴、みたいな超単純な思考回路で、自分の趣味でもある靴について少し考えてみた、というか反省する部分があったので、この機会に記事にしておこうと思います。(反省文なので、ですます口調)

 

結論から書くと、「改めて、ちゃんと手入れして大事にしていこう」ということに気付かされたというか、再認識しました。

 

なんのこっちゃ、という感じですが、ここ2年くらい、靴の手入れをかなり適当にやってたんですよね。学生のときにはそれなりに気を払って定期的なメンテナンスをしていたんですが、働き出してからは忙しさとストレスが原因で、というかそれを言い訳にしてロクに手入れをしていませんでした。それに加え、「靴なんかしょせん道具なんだから適当に扱って構わん、気が向いたときに手入れすれば十分」という変な方向での原理主義が芽生え、無精に拍車がかかったように思います。

 

今思えば、自分の持っている中で一番好きな「靴」というモノに対して「大事にしよう」という気持ちが持てない精神状態というのは、かなり危険だったなと思います。私の場合は、「全てにおいていい加減になる」という形で悪い方向に進みました。

 

大事なものに対してすらいい加減なので、もう無茶苦茶でした。仕事から帰ったらまずカバンを投げてましたね。カバンの中はレシートやらいらないパンフレットやらガムの包み紙やらのゴミで溢れてました。カバンが汚ねえ営業マンは仕事ができないとよく言いますが、当時の私がまさにそうでした。

 

仕事内容が合っていなかったのもあるとはいえ、仕事中はほとんど思考停止してましたね。支社に帰りたくなくて、営業が終わったらできる限りタバコを吸って時間を潰してました。さいあく~。

 

仕事といえば、営業活動中の駐車場代、電車の運賃、タクシー代なんかの経費を精算しなければいけないのですが、それも期限ギリギリまで溜め込んで一気に消化したりしていました。

 

プライベートになれば、色々と上手くいかないことへの不満から、刺激を求めて高額な買い物、ドカ食い、いらんものを通販で買いこむ、などの浪費につぐ浪費。もうアホかと。

 

靴に対していい加減になったことが全ての原因、とまでは言えないかもしれませんが、綻びの一端であったことは間違いないと思います。全ての人に当てはまることではないでしょうが、たまに本屋で見かける「靴磨きで人生を変える」みたいなタイトルの意味が少しだけ分かるようになった気がします。

 

試験勉強をしていて感じたことなんですが、何か一つの部分がダメになると、途端にガラガラ崩壊してしまうタイプなんですよね。勉強で言うと、自炊、掃除、筋トレあたりが密接に絡んでました。自炊をサボってコンビニに頼ったり、部屋が荒れると勉強のパフォーマンスも落ちちゃってました。

 

私の場合、靴の手入れという一見地味な作業が、仕事に繋がっていたみたいです。手入れしない→ものを大事にしない→カバンの中身整理しない→書類整理できない→仕事遅くなる、みたいな。

 

10月からの仕事は、性格にも合っているし、知的好奇心が刺激される内容で、とても楽しみです。全力で頑張りたいと思います。そのためにも、仕事から帰ったら靴のブラッシングをする!カバンの中身全部出していらんものは捨てる!この2点をまずは徹底しようと思います。あと家計簿も忘れない。

 

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シェットランドのストレートチップ、失業×面接×炎天下×豪雨、という最悪な環境を共に駆け抜けてくれたにも関わらず、乾いてガサガサになってしまっていたので、土下座しながら磨きました。もう「しょせん道具」とか言うの止めます・・・。大切な仕事道具です・・・。

 

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シェットランドは雨にすこぶる弱いことも判明したので、悪天候時には2504NAを履いて通勤することにします。ひび割れ起こさないように大切に履きます。はやく働きた~い。