みたびダイエット

半年かけて太った。体重が68キロを超えると色々不都合が起きるので、ダイエットすることにしている。学生の頃、4ヶ月で10キロ落としたことがあった。

今回もそれに近い状況だ。ダイエットを始めて2週間。ケツの脂肪がかなり落ちた。私が太るときは腹→尻→顔の順で脂肪がつき、痩せるときはその逆の順で落ちていく。ということで、このまま頑張れば本丸である腹の脂肪を落とすことが出来る。

ダイエットに際しては、筋トレしたり、食事制限をしたりで、己を律する必要があるので、勉強しなければならない状況と親和性があるように思う。

あまり突き詰めると、積み上げた理性の壁が崩壊し、ベッドの上でゲームをしながらコンビニ弁当を食うという恐ろしく怠惰な存在に成り果ててしまいそう、というか大学時代の私が実際そうだったので、自分の限界を見極めるのが難しい。

かといって、ゆるゆるやってても不味い状況なので、ある程度無理をしなければならない。

しばらくは、家事と、勉強と、ダイエットを相互作用させながら、「安定した生活」という目的地まで歩を進めていくしかない。

辛いけども、意外なものが己を奮い立たせることがある。ちょっと前のJRAのCMで、名馬を紹介するシリーズがある。ライスシャワーという馬が「極限まで削ぎ落とした躯に、鬼が宿る」という格好いいナレーションで紹介される。

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うわあ、俺も鬼になろう...と独り言を言いながら日々腕立て伏せをした後にお勉強をしている。ちなみに、ウマ娘は全く見ていないので分からない。

頭を使いすぎると変な夢を見ることがあるが、昨日がそうだった。夢は大概変であるが、頭を使ったときの変な夢というのは、通常の「変」とは些か様子が異なる。

通常の「変」は言うなれば「秩序のない場面の連続」という感じ。犬を連れて散歩していたと思ったら、次の瞬間、犬が父親に変わっていて、散歩ではなく2人で草むしりをしていた。というような具合。

これはこれで、起きているときの想像力を大きく超えたキテレツな内容なのだが、頭を使ったときの夢は、単なる無秩序というよりは、妙な哲学性を帯びていたり、むしろ秩序が無さすぎてある意味シンプル、みたいなことが多い。

大学受験の勉強をしていたとき、倫理の勉強をした後、軽く生物の問題を解いた。詳しくは忘れたが、植生か何かの問題で、シロツメクサという単語が出てきた。その後、難しめの数学をみっちり解いた夜に見た夢の内容は今でも覚えている。デカルトだかベーコンだかハムエッグだかの哲学者が、「シロツメクサの原理」なる呪詛を私に吐きかける、という内容だ。呻き声を上げながら目を覚ました。あのおっさんは誰だったのだろう。

昨日見た夢というのは、特に誰かが出てくるとか場面がすぐに切り替わるというようなことはなかった。登場人物は私だけだった。私はヨガのようなポーズで座っていて、体に亀裂、もうまんま亀の甲羅状にヒビが入り、そこから黄金色の光が漏れだし、「うわぁ~なんだこれ~」と感想を述べて終わり、という夢だった。

「自分の限界を見極める」と上に書いたが、とっくに限界を越している気がしないでもない。それならそれで気が楽でいい。

 

今日の音楽

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前回サボっちゃってましたね。すみません。 真行寺恵理で『 IN MY DREAM』です。ロボアニメ主題歌はやる気が出ていいですね。この曲、高音が物凄くて、アヘアヘ言いながら聴くことができます。最後の転調で「ええっ、まだ上があるのぉ~?」って毎回言ってます。

私は男性の中でも声が低い方なのですが、カラオケでこの曲を歌うと、歌と言うよりはヴェロキラプトルの嘶きといった音調になり、たった1人で生物種の垣根をも超えた異文化交流が実現できます。強く推奨します。