最近の暮らし

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あと2か月足らずで学生生活が終わる。そのはずである。「君には単位が足りないねえ」なんてことになれば、俺は絶望しきって、このブログも閉鎖されるだろう。単位数の確認は散々したから大丈夫だとは思うのだが。

 

前回の記事にも書いたが、留年の不安から解放されてからというもの、非常にルンルンしている。毎朝起きてはベランダに出て、深呼吸をして肺の中の空気を入れ替える。冬に部屋にずっと籠っていると、暖房の空気やら煙草やら自分の吐いた二酸化炭素やらで淀んだ空気にあてられて、身体も重くなり、精神も心なしか暗くなる。

 

朝に冷え切った空気に身を任せると、身体の中の悪いものが出ていって、シャキッとクールな男に生まれ変わる心地がする。清少納言ではないが、冬の朝は良いものだ。やりすぎると凍えてしまうのでほどほどに。

 

トップの写真は冷えた朝の六甲山。神戸は暖かい気候で、ほとんど雪は降らない。が、この日の六甲山はところどころ雪を被り、澄んだ空に雪雲の残滓みたいな灰色の薄雲がかかっていて、「何か富山みたいだな」と思った。ちなみに富山に行ったことはない。

 

という具合に最近は日常を楽しむことに忙しい。日常なのに忙しいというのも変かもしれないが、ゆったり過ごすことができるのもあと少しかと思うと、急に「今を楽しまねば」という気分になった。

 

朝早くに起きて、コーヒーを淹れて、たまにパンを買ってきて、食いながら本を読む。内定先の課題やらにちょろっと手を付ける。午後は散歩にいったり、映画を観たりする。老人みたいだ。最近イヤホンを新調したので、ゆっくり音楽を聴いたりもする。

 

ちょっといいイヤホンを付けて、注意深く音楽を聴くと、何回も聞いた曲の中に今まで気づかなかった音があることを発見したりする。住み慣れた家の中に実は地下室があった、みたいな感覚で楽しい。

 

働き始めて一定の収入を得るようになったら、オーディオ・オタクになろうかなあとか考えている。キャンプとかフライフィッシングとかアウトドアも始めたい。時計もちょっとだけいいのが欲しい。金金金ェ!

 

金で思い出したが、父親(59歳)が言うには、父親が学生だった当時、国立大学には貧乏人ばかりが通っていたらしい。父親の友人で、親に仕送りを頼むときに、公衆電話に10円だけ入れて「金、金、金!」と言ってガシャンと切る人がいたらしい。面白い。

 

話が逸れた。ゆっくりできる時間を活用して、何か意義のあることをしてみようと思う。読書をするとか、日々を楽しむとか、こうしてブログを書くとか、既に実践していることもあるのだけれど。もう一つ二つ何か。オムレツ作りを極めるとか、映画を50本見るとか。

 

映画50本だと、それだけに時間を取られ過ぎて、他のことが出来なくなってしまう。たぶんオムレツ作りに勤しむことになるだろう。